2012年06月21日

酔っぱらい海老

夜の部の酒の肴用に、「酔っぱらい海老」を仕込みました。

そう、上海蟹で作る「酔っぱらい蟹」の海老バージョンです。
汗ばむようなこの時期には、お酒泥棒なヤツなんですよ(笑)



上海蟹と同様、生食できる鮮度の良い海老を使用します。

上海蟹は生きたまま老酒ベースの漬け汁漬け込みますよね。 基本は生きたまま!
この老酒に付け込まれた蟹は酔っ払いながら死んでいくわけですな…

それはそれで、何とも幸せではありませんか(謎)

ハイ、今うなずいた方! そうとうイケルクチですな(笑)

同士よ、ここは日本です。 何も高価な活けの上海蟹でなくても結構!
私はいつも甘海老やボタン海老・ホタルイカなどで作っております。

今回は天使の海老。 この海老は生食できるエビですからねV

漬け汁は簡単(^_^) 老酒と濃口醤油を1:1(同割)
それと白葱とショウガのみじん切り。 これに4~5時間漬けるだけV



甘海老などの小さい海老は殻ごと漬けちゃいます。
でも天使の海老のような有頭海老はというと…








剥いた海老と



頭の身とミソを取り除きます。
加熱用の冷凍海老は、ミソが溶けていて流れ出てしまいますが、生食用の海老ならプリン! とまるまる取り出せますよ。

身を一口大に切り、ミソと一緒に漬け込みます。
長い時間漬け込んでもいいですが、せっかく生でも食べれる海老であれば、刺身っぽさが残るレアな感じが美味しいと思います。
なので私は4~5時間(^_^)




このミソを取り除いた頭は


蕎ノ字の海老天にいつも添えてますよね(^_-) そう、アレです(笑)

この酔っぱらい海老。



先ほども言いましたが、甘海老などのさ生食用の海老であればどんな海老でも美味しいと思いますよ。
今回はお客様が箸で召し上がれるようにちゃんとお作りしましたが、自分の晩酌用に作る時、甘海老などは殻ごと漬けてオシボリ片手に手で剥きながら「チュパチュパ」吸いながら食べてます(笑)

生のホタルイカも、同様に漬け込むと絶品でありますな( ̄^ ̄)

是非お試しあれ!







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Posted by そのじ at 15:36│Comments(1)料理
この記事へのコメント
涎が・・・・とまりません(゚∀゚)アヒャ


酒泥棒・・・・素敵です( ̄ー+ ̄)キラリ
Posted by だし屋 at 2012年06月22日 21:37
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    コメント(1)